箔押し「Hot Stamping」は、「機械」と「金版」により「箔」に熱と圧力を与えて
素材に箔を転写する方法です。これが箔押しの3大要素です。
「箔の有効利用」
箔は、商品のイメージアップ、更に付加価値を高める加工です。
しかし、いたずらに箔を多く使用しても予算オーバーになり商品単価を上げるような結果になっては、箔押をする意味もなくなってしまいます。
箔押しの基本をご紹介します。
- 箔はメタリックホイルの場合は幅640mm・長さ120m・240m・360m、ピグメントホイル(顔料箔)幅640mmx120m(PKM/P7/GFP)幅500×100m(GF)のロール状になっています。
- 箔は箔押ししたい幅+10mmでカットをして使用するので箔の幅を考えながらデザインをしてみて下さい。
例えば、箔押し寸法を160mmにしたとすると、メタリック箔の場合、カット寸法は170mmになり3個切りにしか出来ません。
しかし箔押し寸法を150mmにする事により、箔は160mmでカットすることが出来ます。
つまり4個切りになり、全くムダがなくなる事になります。
箔を有効に利用することが省エネにもなり、また単価も安くなるのです。